●ホームページ制作する前に・・・
近年ビジネスにおいて、独自ドメインやホームページの運用は不可欠なものになってきました。
インターネット環境の急速な進歩により、動画コンテンツや音楽、プログラムと連動したショッピングサイトなど、可能性もその用途も様々になってきました。
このページでは、ホームページの運営をお考えの方に何がどう必要かを簡単にご紹介します。 まずは、必要最低限の環境とお申し込みに関してです。

●NTTが提供する高速アクセスサービスのお申し込み
インターネットが普及しはじめた当初は利用頻度などにもあわせて『ダイヤルアップ』などのサービスをチョイスする方も多分にいらっしゃいましたが、現在では回線品質の向上や回線使用料の定額制などがスタンダードになってきたため、よくメディアで宣伝されている『フレッツADSL』や『Bフレッツ』などのサービスの導入をオススメします。
サービスの種類にもよりますが、\3,000〜\5,000前後の回線使用料が相場のようです。
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●インターネット接続プロバイダ
簡単に言うと 『インターネット接続会社/業者』 ということで、あなたのパソコンをインターネットに接続したい場合には、どこかのプロバイダと契約(入会)する必要があります。
プロバイダはインターネットに24時間つながったコンピュータ(『サーバー』といいます)を管理しています。そして、そのサーバーとあなたのパソコンを電話回線やケーブルテレビ(CATV)の回線などを通じてつなげるサービスを提供することで、あなたのパソコンをインターネットにつなぐ中継役となってくれます。
ここで混乱しやすいのは、プロバイダはあなたのパソコンからの情報を受け取ったら、管理しているサーバーを介してインターネットにつなぐサービスを提供しているだけなので、電話回線を使ってプロバイダにつなぐときには「電話会社に支払う電話料金は別に必要」ということです。
プロバイダー自体の月額利用料は業者とサービスの種類にもよりますが\1,500〜\3,500が相場です。
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ここまでの流れが完了して、あなたのお手元にインターネットに接続可能なパソコンがあれば、インターネットを介して世界中のホームページへアクセスすることが可能です。次にホームページを公開するまでの流れを簡単にご紹介します。
●ホームページ制作
ホームページの制作自体は個人でも作成可能です。ただビジネスでの運用をお考えの方は専門の業者にご相談することをオススメします。サイトの作りこみに関して色々と提案してくれるのは当然ですが、インターネットでのマナーやタブーを教わることのできる信頼できる業者を見つけてパートナーにすることがベストです。著作上の問題や、物販を行う際の『特定商取引』等に関する表記についても専門的知識があると随分と心強いものです。
作りたいサイトの内容的なボリュームやシステムに連動したものまで想定すると、20万円から数千万円に及ぶものもありますが、一般的に10ページ前後のホームページ制作費の平均相場は20万〜30万前後でしょう。
前述しましたようにページ数というより内容のボリュームが基本になるようですから、お見積もりを取るのが一番でしょう。
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●独自ドメイン取得
ホームページの制作を行っている間にやらなければいけないことがあります。
独自ドメインの取得です。独自ドメインとはホームページの住所のようなもので、このサイトで例えるなら、
http://www.honesty-soft.jp/
がドメインとなります。末尾についている『.jp』というのはドメインの種類になります。
ドメイン取得の相場は、\15,000〜\25,000前後です。
ドメインの種類を簡単にご紹介しましょう。
国際ドメイン
.com |
[商用法人・個人]
現在最も人気のあるドメイン。 元々企業向けのドメインだが、個人でも取得可能。ただし、希望のドメインが取りにくい。
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.net |
[ネットワーク組織・個人]
ネットワーク事業者向けのドメインだが個人でも取得可能。 こちらも人気。 |
.org |
[組織・個人]
組織(organization)のドメイン。個人も取得可能。 |
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日本ドメイン
.co.jp |
[商業法人]
株式会社・有限会社・合名会社・合資会社・相互会社・特殊会社・
その他の会社および信用金庫・信用組合・その他の営利法人
個人不可。 |
.or.jp |
[非商業法人]
財団法人・社団法人・医療法人・宗教法人・監査法人・特殊法人・
農業協同組合・生活協同組合・AC,CO,EDに該当しない法人。
個人不可。 |
.gr.jp |
[個人または法人で構成される任意団体]
AC,CO,ORのいずれにも属さない団体。代表者は日本に在住する個人または日本に登記のある法人であることを要す。
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.ne.jp |
[ネットワークサービス]
ネットワーク事業者を対象としたドメイン。
個人・他業種不可。 |
.ac.jp |
[大学・学校法人]
学校教育法および他の法律の規定による学校、学校法人、大学共同利用機関、大学、職業訓練校。小中学校を除く。
個人・他業種不可。 |
.ed.jp |
[教育機関]
18歳未満の児童・生徒対象の組織。
個人・他業種不可。 |
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運用をお考えのホームページに合ったドメインを取得することが重要です。
ドメインが決まったら、ホームページを設置するサーバーを用意しましょう。
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●レンタルサーバー/自社サーバー
レンタルサーバーとは実際に制作したホームページのデータを、インターネットで閲覧できる環境に設置するためのスペースです。通常はプロバイダーのサービスを提供している業者でレンタルサーバーのプランもご用意されています。
また、業者によってはレンタルできるサーバーの内容にオプション設定などある業者もございますのでよくご確認のうえご契約ください。また、一部CGI等のプログラムの利用に制限をかけている業者もあります。
折角用意したプログラムが契約したサーバーで使えないなどという事が無い様にこちらもご確認ください。
また、自社でサーバーを用意したいいうケースに関しては、専門知識を相当に有しますので導入の際には業者へご相談されるのが一番でしょう。
レンタルサーバーの月額利用料は業者とサービスの種類にもよりますが相場が乱れていて特定できません。
ただ、安ければ安いなり・・・高ければそれだけのセキュリティーが施されているのが一般的です。
サーバー内にホームページのデータを設置した後、ブラウザへ取得したURLを入力すると、あなたのホームページがご覧になれる状況になっているという流れです。
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